製材工場

創業200年の米澤製材所

米澤製材所の歴史は、昭和初期、製材機のない時代にきこりが切り出してきた木を加工することから始まりました。現在では、地元富山県産材から、国産材、輸入材に至るまで様々な木材、建材を取り扱っています。
自社製材工場での木材の仕入れ、建材の加工が出来るため、 “本物の木の家”づくりを実現出来るのです。

製材工場の様子

米澤製材所の特徴

人工乾燥機
米澤製材所の敷地中央にはシルバー色の人工乾燥機があります。原木から製材された角材を乾燥させて木材中の水分量(含水率)を基準値まで下げます。オペレーター室にて乾燥庫内の状況を確認しながら、毎日微調整を行い、約2~3週間かけて仕上げていきます。
材種、部位、外気温、季節、伐採時期等により乾燥状況が異なるため、熟練した技術と経験が必要です。含水率は、使用する樹種によって基準値が異なり、専用の含水計にて測定しています。含水率を下げすぎると木材の強度がもろくなりますし、高すぎるといずれねじれや反りなどの変形が出てくることになります。構造材や下地材としてはそのようなことがおこると好ましくないため、弊社ではいち早く乾燥機を導入し、安心な乾燥材を安定して提供しております。
人工乾燥機の画像
JAS認定
米澤製材所は、日本農林規格(JAS規格)に適合した商品の製材・出荷を行なうことが可能なJAS認定工場です。構造材・下地材・造作材の3種の認定をとっています。各種商品に対して、フシの大きさ、反り、ねじれの程度、幅・厚み・長さ等々がJAS規格に適合するかどうか選別され、適合する商品がJAS認定商品となります。
自社による品質検査・データ管理を行い、一定した材質・寸法の商品を製材、出荷しています。また、定期的に登録認定機関審査員による立会格付検査を受けて、その都度合否判定を受けています。
JAS認定の画像

地産地消で地域をつなぐ「地元の木」

地元富山県の大地で冬の豪雪と夏の猛暑、厳しい四季を通して育った木だからこそ、富山の気候、風土に適した材へとなります。各地に名立たる優れた材ももちろん大切ですが、地元で育まれた木には、地元の気候に耐え得る強い適応力がそなわっています。その私たちの大切な財産を、これからも活用し、護っていくことが私たち米澤製材所の使命であると考えます。
富山県の人工林の大部分はスギが植林されており、一般材・間伐材を利用して製品として利用されています。スギ以外の人工林では、ごく一部ですが尾根地にヒノキが植林されており建築資材の特注品として活用されています。米澤製材所では県産材の代表であるスギを使った床材(フローリング)、巾木、廻り縁などの内装材としての活用や、野地板や下地用の桟など、さまざまな用途に応じた建築材料を製材加工しています。スギの持つやわらかさと温もりが快適な住環境を望むお客様にあらためて見直されています。私たちはこれからも品質の良い木材を提供すると共に県産材の普及・促進に向けてより良い自然との共生を目指していきたいと考えています。

県産材の活用

入善とカナダの木匠の技をつなぐ「カナダ産無垢材」

ポスト&ビーム工法やログハウス等に使う大断面の木材を一般にログ材といいます。ログ材には大口径の丸太材や角材の無垢材が最適です。しかし日本では直径50cm以上の材や長尺の材は入手が困難な為、米澤製材所ではカナダ産の無垢材を輸入しています。
ログ材に適した構造材として“ウェスタンレッドシダー”が筆頭に挙げられますが、この材の主産地はカナダです。古くはトーテムポールやカヌーの材として使われていたこの材は、耐腐朽性がとても高いことが特徴です。それは高温多湿な日本の気候にもそのまま活かすことが出来るため、米澤製材所ではポスト&ビーム等の大断面フレーム工法を計画させていただく場合には主構造材として“ウェスタンレッドシダー”をお奨めしています。

同時に米松“ダグラスファー”についても強度が高く、狂いも少ない材ですので、長尺で幅広の梁や桁には“ダグラスファー”を使用しています。
米澤製材所では住宅施工の際には、カナダのパートナー会社「Brian Log and Timber Homes(ブライアン ログ アンド ティンバー ホームズ)」と連携協力しポスト&ビーム工法、ティンバーフレーム工法、ログハウスのフレームを輸入し、建築に向けて調整、再加工を施します。